ルルさんとスーさんとしーたんと。
日常(5)の続き。
つまり・・・
彼女は君の従姉弟で、上京して間もないため何も分からず、頼る親戚も知り合いも君以外いなかったためここに居候してると・・・
「・・・そういうこと?」
「そういうこと」
「本当に?」
「嘘言ってどうする」
「・・・じゃあ、なんで今まで黙ってたのさ」
「こうなるからだ。説明するのも面倒だろ?別に他意はないよ。」
そう言われると黙るしかない。
だが、
「・・・いくら従姉弟とはいえ、女の子がYシャツ1枚で(それもルルーシュの!)男の部屋のベッドにいるのはどうかと思うよ」
「そいつが勝手にいるんだ。俺の責じゃない・・・」
「・・・・・・・・・」
「なんだよ」
「本っ当に何もないの?」
「しつこいな」
「だって・・・」
「・・・はぁ」
「・・・ルル?」
「いいか?スザク。よ〜く見てみろ」
「うん?」
「人のベッドを占領しておいて悪びれもせず、あまつさえその上でピザを食い、服はその辺に脱ぎ散らかし放題。しかも、1日中ベッドでゴロゴロしてるような女だぞ?俺が本当に好きになると思うか?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・なんだお前ら。人のことをジロジロと」
「よく分かったよルルーシュ!!」
「分かってくれたか!」
「うん!そうだよね!ルルーシュの好みは清楚で可憐でふわふわな、ナナリーみたいな人だもんね!ごめんね?勘違いして・・・」
「いや、分かってくれればそれでいいんだ、スザク・・・(なんか一部誤解があったような)」
「ルルーシュ・・・!」
「お前らほんっとうに失礼なやつらだな・・・」
+++
ピザ10枚!
サイドメニューも片っ端から持ってこい!!
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