ルルさんとスーさんはいつもこんな感じです。

いえ、実際にはスザクと会長の画策です。
彼にそこまでの権限はありません。
が、異常なまでの嗅覚でそのテの奴らを見つけているのでしょう。






「っ!」
背中に冷たい感触がして思わず振り向く。
「え、そんなに冷たかった・・・?」
スザクはまじまじと自分の手を見る。
「いきなり何するんだ・・・」
「うん・・・」
「?」
そう言って考えこんでしまったスザクが、しかし次の瞬間には顔をあげる。



「ルルーシュって・・・敏感だよね?」



「は?」
「手、そんなに冷たくなかったでしょ?」
「・・・・・・冷たかった」
「・・・ホントに?」
「嘘を言ってどうする」
「・・・ふぅん」
「馬鹿なこと言ってないで早く着替えるぞ。次のクラスが、ひゃあっ! 」
今度はいきなり脇腹に触られた。
「ほら、敏感だ!」
「〜〜〜スザクっ!!誰だってそんなところ触られたらくすぐったいだろ!」
「え〜、ルルーシュは特に敏感だと思うけど・・・ほらこことか、」
「やっ・・・こ、の!そんなに言うならお前もやってやるっ!」
「え?」
そう言って反撃に出る。


が、俺がスザクに敵うはずがない。


「てい!」
あっさり返り討ちにあった。
「そういうことする子はこうだ!」
「ひゃ!・・・っぁ、ちょ、」
「あれ?ここも弱いの?じゃあ、こことここは?」
「そ、こはっ!ちょ、ほんとにやめ、すざぁ・・・!!」
「あはは、だ〜め。ほらほら」
「んぁっ!」
「わぁ、色っぽい」
「こ、の馬鹿ぁ・・・!!」





いや、もう・・・




ほんとに勘弁してください(クラス男子一同)






+++

みなさん、新しい扉が開けましたとさ。












おまけ
〜更衣室の外で〜



「お、おい!お前が先に入れよ!」
「入れるわけねぇだろ!」
「ってか副会長ってやばいよな・・・」
「言うな!」
「だって、」
「だっても何もない。聞かれたらまずいんだよ!」
「は?何が?」


「副会長関連でそのテの台詞言ったやつは、みんな例外なくその次の日には退学してるんだ」


(・・・・・・・・・・・・)




+++

やつしかいない!


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