短い小話です。
ルルさんとスーさん。
「・・・スザク暑い」
「え〜」
「離れろ」
「え〜」
「スザク・・・」
「ごめんなさい」
「よろしい」
「でももっかいだけ・・・」
「あ、こら!」
「あぁ〜いい匂い〜安らぐ〜」
「だから、」
「人の体温って心が落ち着くよね。なんかずっと忘れてた気がする」
「スザク・・・」
(そうか、スザクはずっと独りだったんだ。俺にはナナリーがいてくれたからそんな淋しさも感じなかったけど、その間スザクはずっと独りで・・・)
「スザクおいで・・・」
「ん・・・・・・」
「よしよし」
堪らずにスザクを抱きかかえるルルーシュの目は少し涙に濡れていた。
「騙されてないか?」
「何がだ?って、いい加減ベッドでピザを食べるのはやめろ」
「・・・・・・」
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